そしてKsyriumと25Cに

そしてその後はつつがなく25CのChallenge STRADA Proを履き終わり、スプロケ移植も完了しました。いやあ赤ニプルの差し色が効いててよい感じですわい。

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まーだあんまり本気で走ってませんが、25Cは直前の23Cと比べても路面のギャップ吸収がマイルドになりますね。走り出しはシャマルとKsyriumの差なのか25Cと23Cの差なのかは不明ながらちょっともっさりしてます。ラチェット音はシャマルのほうがチャキチャキとはっきり、Ksyriumのほうがカラララと抑えめ。重量は…シャマルのほうが軽い。

しばらく日常使いはこれで。そのうちタイヤも馴染んでビードに入りやすくなるだろうと期待。

定番の失敗は全部やるよ!

てことでしばし逡巡があった後、発注しました。Mavic Ksyrium Elite S Red。ニップルとフランジの赤がよい差し色になっているアルミリムクリンチャー。

WiggleはMavicの取り扱いがないようなのでフレームでお世話になったSlaneCyclesへ。スゴいな。8/6に発注して8/11に届くのか。素晴らしい。価格は関税¥3,600を加えてもちょうおトクでした。

並行して国内ショップからChallengeのスキンサイドのタイヤ2本(※こいつはオープンチューブラーという商品名なので紛らわしいけどいわゆるクリンチャーだ)と、練習も兼ねてチューブを4本購入。さあ組むぞとMavicの箱を開けると…ああ、もうタイヤとチューブは履いてあるじゃないか。Mavic純正の。

とはいえやはりスキンサイドでいたいのでここはオマケタイヤを取っ払って換装しないわけにはいかない。タイヤレバーでペリペリと既存のタイヤを剥がしてさてChallengeを装着…うわ、新品タイヤ、ちょうかてえぞ。

指先を真っ赤にしつつ片面のビードをハメて、次は元からのチューブを格納するんだけど、なんせ新品タイヤ、フラットなままなんでわがまま放題にチューブを撥ね除けてくれます。

それでもなんとか押し込んでいくものの、どうしても最後チューブが余ってしまう。途中、余計な力で引っ張ってしまっていたのかもしれない。

(でもエア入れちゃえば平準化してくれるかも)と楽天的に考えつつもう片方のビードを、やはり指先を真っ赤にしながら汗だくで格納。なんとか形になったぽい。エアを入れます。5psi、6psi…そろそろ7…

 

…バーン!!

 

チューブが爆ぜました。やっぱり捻れてたか噛んでたかしていた様子。

泣く泣くチューブを引きずり出し、縦にバッチリ入った切れ目に脱力しつつとりあえず一服。改めて書籍ではなくyoutubeで「クリンチャー 交換」で検索した動画を何本か見ると…

  • 新品タイヤは堅いよ!
  • チューブを入れるときは少々エアを入れるんだ!
  • 最後にビードを入れるときもタイヤレバーは使わず、周辺から押し上げるようにビードを入れるんだ!

などのFAQ解説が得られました。最初から見ておけばよかった。

いっそクリンチャーを履きたい

組み上げて最初に履かせたホイールがVisionの安いアルミチューブラー。タイヤはVittoriaの19mm。

色のマッチングに惚れて勢いよくポチーとした現在装着してるホイールがシャマルのゴールド。これもチューブラー。タイヤはVittoriaのスキンサイドなたぶん22mm。

このセット…パンクが怖いんですよ。そして普段使いにするには空気圧抜けすぎなんですよ。ちょっと長距離乗ろうとすると(うわ、パンクしたらどうしよう…MIYATAのチューブラーテープと折りたたみの効かないスペアタイヤを一式持って走るの正直ダルいな…それにタイヤ交換めっさめんどいし指の皮剥けそうになるやんけ)というネガティブな気分になるんですよ。

たいていの自転車雑誌でも「ロングライドはこれを持とう! スペアチューブ! タイヤレバー! バルブエクステンダー!」ってクリンチャー前提になってるじゃないですか。どうやら勝負指向でもないのに普段からチューブラー履いてる俺が悪かったようです。数週間なら空気圧の心配が要らなくて、25mmの太いタイヤ履いて路面ギャップにも強い、そんな乗りやすい環境にシフトしたい。

で、手軽なカンパフリーのクリンチャー、非カーボンを探してるんですけど、スチールフレームに合うクリンチャーホイールって現行モデルだとあんまないのね。主要な製品はHUBが黒いしなんか個性ないというか、A-CLASSの赤いのもちょっと違うような…結局ちょっと前のキシリウムとかが魅力的に見える、というのは変わらないな。

しばらく中古サイトを眺めつつちょうどいいのを探す旅に出ます。

ディスクブレーキの調整に四苦八苦する

さて、あたくしのマシンではなく、GIANT LIV AVAIL ADVANCED 2

www.giant.co.jp

に搭載されているところのメカニカルディスクブレーキ、TRP - SPYRE の「効き」が、どうもカンパのAthenaと比べると柔らかくて、クイックにカツンと来ない。さらに105の握りがこれもAthenaと比べるとエルゴノミックでなくて小さめの手に向かず、効くまでが深い、てんでなんとか調整できないかと四苦八苦。GIANTストアの人に「十分効きますよ!」と言われて納車されたんだけど、メカニカルディスクブレーキってこんな制動距離要るのかな…と(Athena比で)疑ってしまうほどなのでどうにかしたい。

まずはTRPのパッドが、ギリッギリディスクに干渉しないように詰めるところから。んー、確かにストロークは浅くできるけど今度は重くなった気もする。

そして105の握りはパッドスペーサーなるものを使うと初期位置を変えられることをモノの本で知る。そんなオプションあるのかショップで聞いてみたところ、「11速の105からは2mmのアレンキーで調整できますよ」とのこと。ブレーキケーブルをリリースしておいて、初期位置が最も深くなるようにグイっと回してケーブルをブレーキセットに再装填。ん、若干手が小さくても届く、かも。若干の改善。

んでケーブルナットを上下させて握りの深さを最終調整。実車で確認。

んー、はっきりとした改善はないような。Athenaを効き過ぎるように調整しちゃってるのかなあ。こんなもんなのかなあ。まだまだ格闘は続きそう。

普段使いできなくもなさそうなSPD(2足目)

CHROMESPDシューズを使ってしばらく経ちますが、贅沢なことに、やっぱりあしもとにバリエーションが欲しくなるわけですよ。ええ、見た目の問題です。ちょっとだけ、CHROMEが細くて小指が痛いな、てのはあります。

で、非シマノSPDにはどんなのがあるのかと調べますと…、KeenやDZR、QUOC PHAMなんてのが見たことあるな、と。で、選んだのはコレです。どうやら現在既にディスコン。デッドストックですね。

[テバ] Teva Pivot

[テバ] Teva Pivot

 

SPDだけでなく TIMEのビンディングも装着できるってんで、一度アッパーのベロの奥までアレンキー入れて初期状態でついてくるネジを外さないといけないですけど、見た目は90年代スニーカーぽくて悪くないです。

走るのはこれから。

改正ドーコーホー

6/1に道交法が改正となりました。自転車にも違反キップ制が導入されましたってんで、さっそく「あれは違法だ」「あれは警察が横暴だ」「片耳イヤホンは行けるぞ」「いや行けないぞ」とかの自警団報告が後を絶たない感じで相互監視社会到来を感じさせる殺伐とした事態になってますね。

これまで自転車に対する規制がグレーゾーンだったことを都合いいように利用してきた層と、「あーらそうなの?」と無自覚でいた層と、由々しいなと思ってた層で改正に対する意識も反応も違うと思いますが、イヤホンも傘さしも逆走も、特に簡単にスピードが出せるロードバイクやfixed乗りなら、「自転車は(歩行者より)ずっと歩行者を怪我させやすいし、車よりずっと怪我しやすい」ことに気づけば本来はどれもやんないはずなんですよ。

それが法規制までして、本質的に危険な状況かどうかも抜きにして、警官の現場判断で摘発できるようにしなきゃならなかったほど、自転車全体が社会にストレス与えてたと思うとなんか寂しいんですよね。歩道じゃ歩行者から疎まれ、車道じゃ自動車(特にタクシー)から疎まれる存在になっているという事実。

とはいえ自分が自警団になってもしょうがないので、個人的にはこなれたハンドサインを出すロード乗りの人(自動車にアイコンタクトを一瞬送って、ビシっとハンドサイン出して堂々と前へ出る)を参考に、キープレフトと信号遵守に努める所存でございます。

あー、二段階右折もあるし、原付のルールも思い出した方がよさそうだな。てか原付ルールの学習経験有無も、今回のルールを理解するには結構重要そうな気がする。(そこらへん、規制対象が14歳以上としていることと、原付は16歳以上なこととにGAPがあるなと思うところではある)

タザイチの想い出

このGW、そこそこ慣れてきた輪行でまたも盛岡にブツを運び、東北を走って参りまして。基本は両親と車で移動するんだけど、たまたま足を伸ばした先に田沢湖があるってんで田沢湖一周ライドをしてみようと相成りました。

湖一周といえば琵琶湖一周通称ビワイチ。これは2日間かけるような長距離なんだけど、調べたところ田沢湖は20kmほどしかない。なんだ、小一時間で行けるじゃないか。

で、記録してみたのがこんな感じ。

connect.garmin.com

走ってみてわかったこと。

  • 季節的に最高だった。新緑の濃い香りを吸いながら乗るのはやはりこういうところに来てこそ。
  • 田沢湖辰子姫像とその対岸のレストハウス(?)が賑わってるんだけど、ほんとそこ以外は静かな湖畔、て感じでやや寂しくもあった。
  • 登坂を避けて自転車道に入ってみたら、パヴェかというほどに成長した木の根で悪路になってた。整備されてない自転車道は登坂より辛い。

なお、道中「右から抜きまーす」とファサーっとレーパン装着したガチ乗りのロードバイクに抜かれたんだけど、この人、確か湖に到着した瞬間に目の前走ってたので、タザサンからタザゴくらいはしてたと思う。