ブリーディングなる儀式

さて、ジャイアントLivにキッティングされてたTRP Spyreさんですけど、どうにもリアだけストロークの割には効きが弱い、てか制動しない、要はなんか止まりゃしねえ、てのが気になりまくっているので、ちょっと上の「ケーブルのままなんちゃって油圧式にできるよ」ことTRP hy/rdさんをウィゴーさんからポチッとお買い上げてみました。同様の製品では破格に安い。

www.wiggle.jp

そして10日弱で遥々UKから届いた荷物。さっそくパッケージをほどいてみます。日本語マニュアルは案の定なくて、フムフムこれがこうなると油圧でここが出てきて…といじったり六角レンチで開け閉めしてますと、

 

漏れましたね、油が。やっちまいました。

 

こうなると油で充填されているべきところにエアが入ってしまったことで、圧をかけてもエアが圧縮されるだけになり、ブレーキの用をなさなくなるわけです。どうも調べると再度油を充填する儀式をブリーディングと余分ですね。ではさっそくブリーディングキットを入手しないといけない。

TRP(ティーアールピー) HYDRAULIC BLEED KIT BR-TRP-081

TRP(ティーアールピー) HYDRAULIC BLEED KIT BR-TRP-081

 

そして代理店さんのサイトで公開されている日本語マニュアルを横目に作業開始。お、トルクスレンチ要るのか…いろいろ落とし穴あるな…(たまたま別件で買ったのがあったので事なきを得た)

ではマニュアルに従いまして早速オイル注入口と回収口にそれぞれアプリケータを捩じ込んでですね…なぬー! このブリードキットにアプリケータひとつしかついてないじゃねえか!

しばし逡巡した後、注入口にアプリケータを、回収口には紙パック豆乳についてきたストローを差し込んで四苦八苦しながらオイルを並々注ぎこむことに。もうこんくらいでいいかな…となったところで両手を油まみれにしながらなんとか封入。アルコールで油を拭いて、さて、動作が戻るか試しましょうね…

 

戻りませんでした。エア抜き足んなかった模様。

…疲れたのでもうしばらく寝かせてから再挑戦します。